【体験記】大腸内視鏡検査は世間で言うほど苦しくないのか?

大腸検査食(外観)

初老と呼ばれる年齢になると、誰しも少なからず身体に不具合が出てきます。足が痛くなったり腰が痛くなったり、普段の生活で支障が出てくる人も決して少なくはないと思います。

かく言うわたしも、その一人。

そして、それは突然やってきました。

それは、、、

排便時の大量出血!!

家では、普段ウォシュレットを使用しているので、たまにティッシュに血が付いてるのには気付いており、「痔かな?」ぐらいの軽い気持ちでいたのですが、ある時、ウォシュレットのない会社で排便したところ、ティッシュにドップリ血が付いているではありませんか!

そこで今回、年齢も年齢なので意を決し、人生初の 大腸内視鏡検査 に挑戦。

「しんどい」、「痛い」などあまり良い噂のない大腸検査を、やろうかどうか躊躇っている方は、実体験を書きますので、参考にしてみて下さい。

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【大量の出血は痔である事が多い?】

わたしの知り合いに、健康診断の結果「大腸要検査」となって病院で受診し、内視鏡検査の結果、がん化する一歩手前の状態であった人がいます。

その人曰く、普段の排便では、わたしのような大量出血はなかったとか。

別の内視鏡検査をやった人(この人の検査結果は異状なし)も、血は同じくティッシュに付く程度、今回のわたしのように大量の鮮血というのはなかったようです。

因みに血便と聞くと、すぐにガンをイメージする人がいると思いますが、出血する原因は、何もガンに限ったことではありません。

例えばこんなものがあると言われています。

1.虚血性大腸炎

大腸の血液循環が悪くなり、何かの拍子に動脈が詰まり粘膜がただれて下血

2.大腸憩室症

腸管の内圧が上昇することで大腸の壁に袋ができ、それが破れて下血

3.痔

一番身近な存在? いぼ痔・切れ痔などバリエーション多し

今回、わたしは「3」であると勝手に考え、胃腸を専門に見てくれる肛門クリニックを受診。

ここでは、カメラを肛門付近だけに挿入して、すぐに可能性の一つが発見されました。

案の定、肛門付近には「いぼ痔3兄弟」が鎮座。

「こいつが悪さを・・・」という可能性は高かったのですが、年齢の事や上記別原因の可能性も払拭できず、医者の勧めもあったので思い切って大腸内視鏡検査に踏み切りました。

【いざ!大腸内視鏡検査へ!】

大腸内視鏡検査をやる場合、基本的には前日だけでなく、その前から口に入れる物に多少の制限がかかってきます

わたしの場合、指示されたのは3日前から下記のものを避けるというもの。

アルコール類

牛乳含め乳製品

繊維飲料水

果実入の飲料水

海藻類、きのこ類、繊維の多い野菜、種のある果物

「消化の悪いものは避ける」というのが基本ですので、上記だけでなく、例えばゴマとかコンニャクといったものも食べない方が無難です。

まあ、わたしの場合は、2日前でもゴマとかコンニャクを食べてましたが・・・。

大腸検査(前日)

大腸の内視鏡検査を実施する病院によって、多少の差はあると思いますが、わたしが今回お世話になった病院では、前日の食事が付いているキット(大腸検査食)を用意してくれていました。

大腸検査食には、前日の昼食・間食・夕食が付いています。

よく見ると、江崎グリコの商品?

お菓子だけでなく、江崎グリコはこんな病院向け商品も作っているんですね。

因みに、間食のビスケットは、市販されているビスコでした。

<セット内容>

大腸検査食(中身)

<昼食用の中身>

大腸検査食(昼食分)

上の写真にあるのが、検査前日に食べる昼食ですが、内容はゼリーミールとウエハース2本のみです。

※ゼリーは、市販の「ウイダーinゼリー」のようなもの。

基本的に、水分は検査前多くとることを勧められるので、水は勿論お茶やコーヒー、紅茶(ミルク・レモンはダメ)は積極的に摂取していくのですが、正直これだけ?と思ってしまう量です。

間食のビスコは、地味ですがそれなりに空腹を紛らわすのに役立ちます。

続いては、夕食の中身です。

<夕食用の中身>

大腸検査食(夕食分)

「一汁三菜」というのは、和食の基本とされています。

主食であるご飯に、汁物、3種のおかずですね。

しかし、検査前日ですからそんなに食べられるわけがありません。

しかも、消化の良いものであることが徹底されています。

ご飯は、おかゆですし、ハンバーグは豆腐です・・・。

ただ、病院食ではないので、味はしっかりと付いていておいしいです。

さすが、江崎グリコ!

<補足>

因みにですが、就寝前には下剤を飲みます

今回支給された下剤は、ラキソベロンという液体。

コップ1枚に全量(10ml)を溶かして一気に飲み干します。

これは、腸管の内容物を排除する場合、検査時間の10~15時間前に経口投与するもののようです。

これを飲んだからといって、すぐに便意をもよおすわけではありません。

わたしの場合は、翌日目が覚めるまで、全く便意はありませんでした。

大腸検査(当日:検査前)

大腸の内視鏡検査最大の難関は、恐らく検査当日の下剤入り飲料の大量摂取でしょう。

わたしの場合は、午後からの検査だったのですが、朝の7時から下剤を取り続けました。

下剤容器

容器の中に「白い粉」が入っているのがわかると思いますが、これが下剤の元なんでしょう。

上のキャップを外し、水を注いでよく振る事で下剤液が完成します。

全量は、なんと1.8リットル!!

これをコップに注ぎ、1杯を約10~15分で飲み干します。

これだけでも多いのですが、途中何度か水を飲むことも必要とか。

つまり、2.0リットル以上は液体を飲まないといけないのです。

味は、ポカリスエットをもう少し塩辛くしたようなもので、まずくはありません。

が、相当量を飲まないといけない。

これが、大腸内視鏡検査、最大の苦痛だと思われます。

因みに、この液体を飲み出すと、個人差はあると思いますが1時間以内に1度目の便意を催すと思います。

※今回のモビプレップ配合内用剤の場合、1リットル摂取した辺りから便意を感じます

結果的に、わたしの場合は、飲み干すまでに10回弱排便しました。

そして病院へ。

ここでは、排便がきちんと行われているか、最終のチェックをされます。

要は、病院内でもう1回排便しろということです。

わたしの場合は、運悪くこの最終チェックで少しだけ便が出てしまい、院内で浣腸されるという手余計な手間がかかりました。

ここで教訓を一つ

来院前に、根こそぎ便を出し切るべし

もういいだろうと思っても、意外と敵(便)は、隠れています。

病院に行くまでに、可能な限り出し切りましょう。

※完全な「水状態」にならないと検査ができません

大腸検査(当日:検査)

さて、いよいよ検査です。

おしりに穴の開いたパンツを履き、健康診断の時に着るような病衣に着替え、いざ検査開始です。

因みに、靴下や上の服は着ていてもOKでした。

※服を着たままの場合は、服の上から病衣を着ます

横を向き、足を抱えたような格好でお尻を突き出します。

今回の病院では、鎮痛剤と軽い麻酔が一緒になったものでしょうか、腕に注射1本をしただけでした。

全身麻酔ではなく、意識ははっきりとあります。

「寝むくなったら寝てもいいですよ」という看護師さんの優しい言葉がありましたが、寝る事はなく検査終了までの20分間ほどは、完全に起きていました。

感想ですが、

検査時の痛みや不快感は全くのゼロ

でした。

職場の人の前評判では、空気を入れるので苦しいとか聞いていましたが全く問題なし。

無痛です。

<補足>

麻酔を打つ関係上、多くの医療機関では車やバイク、自転車での来院を禁止しています。

帰り道で何かあったら困りますからね。

基本大腸内視鏡検査当日は、公共交通機関を利用するようになります

【まとめ】

やってみて思いましたが、世間一般のイメージほど、大腸内視鏡検査はしんどくないというのがわたしの率直な感想です。

勿論、下剤を大量に飲まないといけないという苦行はありますが、別にそこに痛みはありません。

検査自体も、慣れた経験豊かな医師であれば、今回のように無痛で終えることもできます。

大事なのは、やはり病院の選択!

今回は、口コミで評判の良い病院を選択しましたが、モノを買うとき同様、口コミを確認することはかなり重要だと思います。

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