デング熱は風邪の症状に似ている?全国の専門医療機関を紹介します。

だいぶ暑くなって来ましたが、みなさん体調は崩していないでしょうか?5月だというのに連日日中は30℃近くになり、かと思えば朝晩は少し冷えて、窓を開けっ放しで寝ると、冷えてお腹を壊すというややこしい季節。お腹が弱いわたしはバッチリ体調を崩しています(まあ、年のせいもあるかも・・・)。

今年の夏は例年以上に暑くなると毎年のように言われ続けていますが、2017年の夏は本当に暑くなるみたいです。

夏になると気になるのは「紫外線」、そして「」でしょうか。

メディアでも最近ちらほら「デング熱」のことが言われており、「あ~そういえばそんな話題もあったな~」と思われる方もいると思いますが、この「デング熱」結構やっかいですので、今回はそのあたりについて書きたいと思います。

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【デング熱】

デング熱について詳細を書いていきます。

症状


デング熱にかかると、急激な体温上昇・頭痛・骨関節痛・嘔吐嘔気に襲われます。重篤化しなければ通常は1週間以内に解熱しますが、場合によって(抵抗力が弱い高齢者や子供が刺される、免疫力が下がった状態の人が刺される)は重篤化し、死に至る事もあります。

因みに発症するまでの潜伏期間は約1~2週間です。

発症後、胸部や体幹から「発疹」が出だし、四肢から顔面に広がることがありますが、発疹自体は必ず出るわけではなく、出る出ないの確率は半々です(『蚊媒介感染症の診療ガイドライン』を参照)。風邪などと症状が似ているので、デング熱かどうかの判断は難しいかもしれないですね。

ただ、2016年には海外から帰国した人が死亡するというニュースもありましたので、蚊に刺されたぐらいで・・・と軽々に考えるのは危険なものと言えます。

なんせ、「特効薬」と呼ばれるものはないみたいですので(国内にワクチンはないので予防接種を受けることは出来ません)。

感染経路


デング熱は、「ヒトスジシマカ」という蚊(やぶ蚊とも言います)を媒介して感染が広がることが確認されていますが、具体的には、デングウイルスも持った人の血をこの蚊が吸い、その蚊が別の人の血を吸うことでウイルスが入り込みます(蚊の体内でウイルスが増殖します)。

デング熱ウイルスは、常に日本国内にウジャウジャいるわけではなく、熱帯地域に渡航して帰国した人や、そういった地域から来た外国人の体内にウイルスが潜伏していた場合で、その血を蚊が吸うことで感染していきます(起源はアフリカです)。

だから空港でよく発熱している人がいないかをサーモグラフィで見る監視員がいるんですね。まあ、潜伏期間が1~2週間あるので、症状が出る前であれば熱が出ないので見分けようがないですが・・・。

少し安心?なのは、人から人への感染はないということです。

あくまで「蚊」を媒介して感染するので、インフルエンザのように患者を隔離するとかいうまでは必要ないとのことです。

増加傾向


この蚊自体は、年間の平均気温が11度以上の環境に潜んでいるので、そういう意味ではほぼ全国にいます(北海道など一部地域を除く)。

基本的には暑い地域にいた蚊ですが、地球全体がホットな状態になっているので、生息地域が広がってきています(気象庁のデータによると、日本の平均気温は100年で約1.19度上昇しているようです。よく温暖化温暖化と言われていますが、数値で明確に示されているんですね)。

今は海外から来る観光客が増えてきているので、経済的には潤いますが、こういったマイナス面もあるので微妙ですね。

ところで、このデング熱が流行っている日本に最も近い国はどこかというとズバリ

台湾

です。

2016年の訪日外国人の数は年々増えて2400万人を越す勢いですが、台湾はその中でも上位3位に入ります(中国・韓国・台湾が1~3位:日本政府観光局「JNTO」より)。

台湾は屋台(夜市)が有名で日本人もたくさん訪れると思いますが、向こうでウイルスもらって帰ってくる事もありえるので、蚊には注意が必要です(厚生労働省でも、流行地域に渡航する場合は、長袖・長ズボン着用とスプレーなど蚊の忌避剤を使用することが推奨されています)。

【かかったら】


デング熱かな?と思ったら医療機関に行くことが必要ですが、専門の医療機関というのがあるので、下記を参考にしていただければと思います。

※医療機関によっては、受け入れができる「程度」が制限されていたり、指導・助言のみといったところもあります。

北海道・東北地域


北海道

・JA北海道厚生連旭川厚生病院
・勤医協中央病院

岩手県

・盛岡繋温泉病院

宮城県

・東北大学病院
・財団法人厚生会 仙台厚生病院
・公益財団法人宮城厚生協会 坂総合病院

秋田県

・市立秋田総合病院
・大館市立総合病院

山形県

・社会福祉法人恩賜財団済生会山形済生病院

福島県
・公立大学法人 福島県立医科大学附属病院
・福島県立医科大学会津医療センター

関東地方


茨城県

・東京医科大学茨城医療センター
・医療法人社団常仁会 牛久愛和総合病院
・筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 茨城県厚生連総合病院水戸協同病院

栃木県

・自治医科大学附属病院
・独立行政法人国立病院機構 栃木医療センター
・那須赤十字病院
・芳賀赤十字病院

群馬県

・群馬大学医学部附属病院

埼玉県

・獨協医科大学越谷病院
・防衛医科大学校病院
・医療法人社団 愛友会 上尾中央総合病院
・埼玉医科大学病院

千葉県

・東京慈恵会医科大学附属柏病院
・医療法人鉄蕉会 亀田総合病院
・国立大学法人 千葉大学医学部附属病院
・千葉市立青葉病院
・医療法人財団 明理会 新松戸中央総合病院
・日本赤十字社成田赤十字病院
・東京ベイ・浦安市川医療センター

東京都

・国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
・東京慈恵会医科大学附属病院
・地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター
・東京医科大学病院
・東京都立墨東病院
・東邦大学医療センター 大森病院
・国家公務員共済組合連合会 三宿病院
・順天堂大学医学部附属順天堂医院
・公益財団法人東京都保健医療公社荏原病院
・がん・感染症センター 都立駒込病院
・帝京大学医学部附属病院
・公益財団法人 東京都医療保健協会 練馬総合病院
・国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院
・国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
・聖路加国際病院
・昭和大学病院
・東京医科歯科大学医学部附属病院
・東京慈恵会医科大学葛飾医療センター
・公立昭和病院
・東京大学医科学研究所附属病院
・日本大学病院
・東京医科大学八王子医療センター
・公益財団法人 東京都保健医療公社 豊島病院
・日本大学医学部附属板橋病院
・独立行政法人地域医療機能推進機構 東京高輪病院
・杏林大学医学部付属病院
・武蔵野赤十字病院

神奈川県

・横浜市立大学附属病院
・学校法人北里学園 北里大学病院
・川崎市立川崎病院
・聖マリアンナ医科大学病院
・聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
・財団法人 神奈川県警友会 けいゆう病院
・公立大学法人 横浜市立大学附属 市民総合医療センター
・川崎市立多摩病院(指定管理者 学校法人聖マリアンナ医科大学)
・日本医科大学武蔵小杉病院
・東海大学医学部付属病院
・川崎市立井田病院
・横浜市立市民病院

北陸地方


新潟県

・新潟市民病院
・社会福祉法人新潟市社会事業協会 信楽園病院
・長岡赤十字病院
・新潟県厚生農業協同組合連合会 佐渡総合病院
・新潟大学医歯学総合病院

富山県

・国立大学法人富山大学付属病院
・独立行政法人労働者健康安全機構 富山労災病院

石川県

・石川県立中央病院

福井県

・福井大学医学部附属病院
・独立行政法人国立病院機構 敦賀医療センター
・福井県立病院

中部地方


山梨県

・地方独立行政法人山梨県立病院機構山梨県立中央病院

長野県

・信州大学医学部附属病院
・地方独立行政法人長野県立病院機構 長野県立須坂病院
・飯田市立病院
・諏訪赤十字病院

岐阜県

・国立大学法人 岐阜大学医学部附属病院

東海地方


静岡県

・浜松医療センター
・総合病院 聖隷三方原病院
・地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こども病院

愛知県

・愛知県厚生農業協同組合連合会 江南厚生病院
・独立行政法人労働者健康安全機構 旭労災病院
・独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院
・藤田保健衛生大学病院
・名古屋市立大学病院
・特定医療法人 杏嶺会 一宮西病院
・トヨタ記念病院
・愛知医科大学病院
・あいち小児保健医療総合センター
・名古屋大学医学部附属病院
・国立病院機構名古屋医療センター

三重県

・独立行政法人国立病院機構 三重病院
・地方独立行政法人三重県立総合医療センター

関西地方


滋賀県

・滋賀県立成人病センター

京都府

・京都大学医学部附属病院
・地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立病院
・医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院

大阪府

・大阪医科大学附属病院
・大阪警察病院
・近畿大学医学部堺病院
・近畿大学医学部附属病院
・公益財団法人 浅香山病院
・公立大学法人 大阪市立大学医学部附属病院
・大阪市立総合医療センター
・一般財団法人大阪府結核予防会 大阪病院
・関西医科大学附属枚方病院
・地方独立行政法人りんくう総合医療センター

兵庫県

・社会医療法人 明石医療センター
・地方独立行政法人神戸市民病院機構 神戸市立医療センター中央市民病院
・神戸大学医学部附属病院
・兵庫医科大学病院

奈良県

・奈良県立医科大学附属病院

和歌山県

・日本赤十字社和歌山医療センター

中国地方


鳥取県

・鳥取大学医学部附属病院

島根県

・松江市立病院

岡山県

・川崎医科大学附属病院
・川崎医科大学附属川崎病院
・財団法人 倉敷中央病院
・岡山大学医学部・歯学部附属病院

広島県

・県立広島病院
・広島大学病院

山口県

・下関市立市民病院
・綜合病院 山口赤十字病院

四国地方


徳島県

・徳島県立海部病院
・徳島大学病院

香川県

・香川県立中央病院
・独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター

愛媛県

・松山赤十字病院
・愛媛県立中央病院
・愛媛大学医学部附属病院

高知県

・独立行政法人国立病院機構 高知病院
・社会医療法人近森会 近森病院

九州・沖縄地方


福岡県

・北九州市立医療センター
・社会医療法人大成会 福岡記念病院
・国家公務員共済組合連合会 新小倉病院
・福岡市立こども病院
・福岡大学病院
・久留米大学病院
・九州大学病院
・公益財団法人健和会 健和会大手町病院

佐賀県

・地方独立行政法人 佐賀県医療センター好生館

長崎県

・長崎大学病院
・独立行政法人国立病院機構 長崎川棚医療センター
・独立行政法人労働者健康安全機構 長崎労災病院
・日本赤十字社長崎原爆病院
J・CHO諫早総合病院
・日本赤十字社 長崎原爆諫早病院
・医療法人栄和会 泉川病院
・長崎みなとメディカルセンター 市民病院
・国立病院機構 長崎医療センター

熊本県

・社会福祉法人恩賜財団済生会 熊本病院
・上天草市立上天草総合病院
・熊本大学医学部附属病院

大分県

・医療法人社団恵愛会 大分中村病院
・大分大学医学部附属病院
・医療法人長門莫記念会 長門記念病院
・豊後大野市民病院
・大分県済生会日田病院

宮崎県

・宮崎大学医学部附属病院

鹿児島県

・鹿児島大学病院
・鹿児島市立病院
・総合病院鹿児島生協病院

沖縄県

・国立大学法人 琉球大学医学部附属病院
・特定医療法人 敬愛会 中頭病院
・社会医療法人かりゆし会 ハートライフ病院
・沖縄県立中部病院

【まとめ】

日本で最初に感染が確認されたのは2014年で最近の話です。

海外からの訪問者が増えていることからも、こういった新たな危険があることを理解し、いざという時にどこに相談すればよいかといった情報を持っていることが大切です。

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