禁煙マークのあるタクシーで乗務員が車内喫煙。これはOK?。

タクシーの画像

みなさんはタクシーにどの程度乗りますか?月数回?年数回?わたしはこれまでの仕事の大半が外出する職種であった為、今の仕事に就くまで月数回は、タクシーに乗っていました。

しかし、今は内勤になりタクシーに乗る機会は、プライベートを含めても本当になくなりました。

直近の1年間でいうと1回だけです。

その1回というのがつい先日だったのですが、久々に乗るタクシーの車内がタバコの匂いで溢れていてかなりゲンナリ。

最近はタバコに変わる ” 加熱式タバコ ” なるものが登場しており、タバコよりも匂いは軽減されていると聞いていますが、やはり吸わない人間にとっては、たとえ少しの匂いでも勘弁してもらいたいもの。

「禁煙車」と貼っている車が多い中、車内で乗務員がタバコを吸うのはいかがなものかと思いますが、この ” 禁煙 ” 、調べてみると意外な事実がわかりました。

興味のある方はご一読いただければと思います。

「スポンサーリンク」

【運輸規則】

タクシー事業に関する国の管轄はどこでしょうか?

簡単ですね。

お察しの通り「国土交通省」です。

タクシー事業は、道路運送法上 ” 旅客自動車運送事業 ” というものにあたり、事業者は道路運送法を守ることが義務付けられています。

因みに、旅客自動車運送事業とは下記のような仕事を指します。

旅客自動車運送事業

他人の需要に応じ、有償で自動車を使用して旅客を運送する事業

要はお金をもらって人を運ぶ仕事ですね。

たまに荷物だけ運んでくれという訳の分からない依頼をする人もいるようですが、それはできません。

それができるのは、貨物事業者です(貨物事業者は人ではなくモノを運びます)。

あくまでタクシーは ” 人を運ばないとお金を取れない ” のです。

さて、前置きはこれくらいにして、実はこの道路運送法には「運輸規則」というものが存在します。

この規則には、タクシー会社が ” 会社として ” 行わないといけない約束事の他、乗務員が守らないといけないとされている行為も含まれています。

そこには、喫煙に関するこんな一文が。

第49条 乗務員の義務

乗務員は旅客の現在する事業用自動車内で喫煙してはならない

よく見てください。

そうです。

現在する ” です。

「現存する」とは、実際に存在する事。

つまり、車内にお客さんが存在しなければ、タバコを車内で吸っても別に規則に反しているわけではないのです。

あくまでお客さんが乗っている時は吸っちゃ~だめですよ!

ってことです。

これっていかがなものなんでしょうか・・・。

匂いが車内に付きまくりますけどね・・・。

【タクシー業界の新たな取り組み】

これはわたしが住んでいる大阪に限ったことなのかもしれませんが、大阪のタクシーは2017年7月1日より、「タクシー車内の禁煙」を謡っています

これまでは、前述のようにお客さんがいなければ車内で吸っていたであろうタクシー乗務員も、2017年の7月1日からは車内で吸わないのがルールになっています。

勿論、お客さんも然りです(法的拘束力はないですが・・・)。

これは「大阪タクシー協会」という、大阪でタクシー事業を営む会社が所属している協会のページに書かれています。

なので、今後は町中で休憩しているタクシーでも、乗務員が車内でタバコを吸っている姿は見られないと思います。

<補足>

主要都市のタクシー内禁煙状況を、各地域のタクシー協会HPより確認してみましたが、

東京、名古屋、福岡とも、禁煙に関する情報は確認できませんでした。

【まとめ】

結局、今のところ、確実に「タクシー内は禁煙」と言えるのは、大阪だけのようですね。

2020年東京オリンピックの流れもあり、最近は飲食店でのタバコの喫煙禁止なんてことも本格的に議論が始まっています(加熱式タバコは、科学的な知見が今のところまだないので、厚生労働省としてもこの議論に含められないのが実情のようです)。

受動喫煙は、百害あって一利なし。

タクシーだけでなく他の公共施設でも、非喫煙者の側に立ったルールが増えていくことを期待したいと思います。

ページ先頭へ戻る

「スポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする