紫外線には種類がある。生活シーンに合わせた日焼け止め対策を!

太陽から地球に降り注ぐ紫外線イメージ

太陽は生命にとって欠かすことの出来ない大切な存在です。たとえば布団や敷きマットなどを天日干しすることがあると思いますが、あれは日光に当てることで、ダニなどの病気の原因となりかねない生物を退治してくれるからです。

植物にとっても光合成のために必要ですし、わたしたち人間にとっても太陽の光を浴びることで体の中に栄養素を作り出すことが出来る非常にありがたい存在。

が、しかしオゾン層が破壊され続けている今、太陽は厄介な代物を地球にもたらせます。

そう、それは

紫外線

です。

紫外線は、その種類によっては皮膚がんを引き起こすものもあり甘く考えていると大変なことになります。

今回はそんな気をつけて付き合わなければならない紫外線についてのお話です。

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【紫外線の種類】

紫外線には3つの種類があることをご存知でしょうか。

女性の方が男性よりもその辺は詳しいかもしれませんが、ちゃんと違いがあります。

その違いとは波長です。

この波長の領域とその性質によって3種類に分けることが出来るのです。

紫外線は、その波長により以下のように分けることができます。

・C領域 UV-C;波長100~280 nm

・B領域 UV-B;波長280~315 nm

・A領域 UV-A:波長315~400 nm

※単位は「nm」ナノメートル

ちなみに太陽の光は、前述した紫外線の他に、同じく目には見えない赤外線(770nm以上)、目に見える可視光線(400~770nm)で構成されています。

そして、人間に影響がある順としては、B→A→Cの順になります。

順次それぞれの違いは下記をご覧ください。

 UV-C

基本的に、オゾン層ですべて吸収されるので地上には届きません

オゾン層は、地上10~50km付近にある「成層圏」と呼ばれる空気中にそのほとんどが存在しており、太陽からの有害な紫外線をカットしてくれる役割を果たしています。

オゾン層の破壊がずいぶんと前から言われ、国際的にもフロンを使用しないとかCO2削減に対する取り組みが各国で行われていますが、そのおかげで2050年ごろには、1980年代ごろの状態まで回復するのではと言われています。

(補足)
フロンとは、燃えない&毒性がない性質を持っており、スプレーの噴射剤や冷蔵庫やエアコンの冷媒(圧力をかけると液体になり、下げると気体に戻るという性質を持っています)のほか、半導体の洗浄など幅広い用途に使われています。

日本にも、オゾン層保護法(特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律)なんてのがあるんですね。

知りませんでしたが。。。

まあいずれにせよ、今のところUV-Cについては気にする必要があまりないと思います。

UV-B

皮膚がんの原因ともいわれており、気を付けないといけない紫外線です。

長時間浴びすぎると皮膚がただれたように赤く腫れあがり、あきらかにやばい見た目になります。

この紫外線は、前述した『UV-Cよりも波長が長い』ので地表には降り注ぎます。

ただ、大部分はオゾン層によって吸収され、地表面に達し人体に影響を及ぼすのは、紫外線全体の1割ほどです。

<注意!>

この割合はあくまで平均的なモノであり、太陽の高さや天気(晴れてるか曇ってるか)、大気汚染の状態によって変わってくるようです。

(補足)

現在日本では、札幌・つくば・那覇の3箇所でオゾン層の全量と、UV-Bのモニタリングを行っています。それによると下記のことがわかっています。

・南に行くほど紫外線量が大きくなる(沖縄は北海道の約2倍!)
 ※標高が高いほうが紫外線量は大きくなるので一概には言えません

・夏場のほうが冬場よりも紫外線量が大きくなる

UV-A

わたしたちが普段の生活で、一番身近になってくるのがこの紫外線です。

この紫外線は、皮膚の奥に侵入して肌を黒くするので、多くの人が年を取って気にする

シミの原因になります。

前述した2種類の紫外線よりも波長が長いので、紫外線の中では最も地表面に降り注ぎます。ただ、人体への影響はUV-Bよりも小さく、短時間であればそれほど影響はありません。

夏場に海に行って日焼けなどした場合は、必然的に長時間になるでしょうから、注意しないといけない紫外線です。

【紫外線の性質】

紫外線はダイレクトに皮膚や髪の毛にあたることで影響を受けるだけではありません。

反射によっても影響を受けるのです。

厚生労働省が出している「紫外線環境保健マニュアル」によると、シチュエーションごとに紫外線の跳ね返り率が紹介されています。

〇雪が積もっている状態 → 約80%

〇街中のアスファルト → 約10%

〇水たまりなどの水面 → 約10~20%(水中では40%にもなります)

〇草地 → 約10%

スキーやスノボに行ったことがある人ならわかると思いますが、ゴーグルを外すとその型がはっきりと残るぐらい日焼けしますよね。

そりゃ、太陽から直接降り注ぐ分と、跳ね返りのダブルの紫外線ですから、こんがり焼けてしまいます。。。

ましてや山ともなると、標高が生活圏よりも高い。

一般的には1000m高度が高くなるにつれて、怖いUV-Bは10~12%高くなると言われているので、雪山は最も危険な紫外線スポットの一つと言えます。

【紫外線の予防】

では、普段の生活の中で、どのように紫外線を防げばいいんでしょうか?

帽子をかぶる

「髪型くずれるから嫌だ!」という意見。

わかりますよ、それ。

女性なんて特に「前髪命」ですしね。

でも、見た目を気にして紫害(外)線を浴びますか?

全てをカットすることはできませんので、女性なら日傘を併用するのがいいかもしれないですね。

男性も然り。

あまり流行っていませんし街中で見たことはありませんが、男性用日傘というものもあるので、それを使ってみるのもいいかもしれません。

サングラスをする

目も日焼けするようです。

最近はUVカットレンズもありますが、できればサングラスが良いでしょう。

屋内でサングラスはおかしいので、普段使いのメガネとサングラスを両方を持ち歩かないといけなくなりますが、目の為には仕方ありません。

白内障や緑内障などの目の病気になりたくないですし。

サングラス

わたしの場合は、趣味の釣りをやるときに重宝するので以前から持っています。

釣り人にサングラスをかけている人が多いのは、別に恰好を付けているわけではありません。

水面からの反射が結構まぶしいのです。

どうしてもまだ、サングラスを付けていると「怖い人」的な扱いをされることが多いように感じますが、そろそろ国民全体がサングラスの重要性に気づいて、普段から付ける人が増えてくれば抵抗なく街中でも付けられるんですが・・・。

日焼け止めを塗る

前述したとおり、紫外線には種類があります。

日焼け止めクリーム

ですので、地表に降り注ぐ ”UV-A” や “UV-B” といった種類に応じて使い分ける必要があります。

UV-A

日焼け止めの「PA」が指標となります。

効果の度合いは「+」で表され、多い方が効果が高いとされています。
※最高ランクは「PA++++」

UV-B

日焼け止めの「SPF」が指標となります。

製品に「SPF▲▲」などと書かれていますが(▲の部分には数字が入ります)、例えば「SPF30」というのは、塗らない場合と比較して日焼けするのに▲時間かかるということを意味しています。

つまり

数字が大きい = 日焼けしにくい

ということです。

ただ、肌に直接塗るものなので、あまり強いものを使用すると皮膚に影響が出て本末転倒となってしまいます。

効果が強いから良いというわけでもないので注意が必要です。

【まとめ】

紫外線が最も強いのは6月から8月の日中と言われていますが、5月になれば朝の10時~14時ぐらいで最も紫外線が高く、その程度も「強い」というランクになります(4月は「中程度」)。

「強い」ランクというのは、

日中は長袖を着用し、なるべく日陰を利用する。又、日焼け止めや帽子は必要

という表現がされており、要対策時間帯です。

UV-A、UV-Bどちらの対策が必要かは、どの程度太陽を浴びるかによります。

通勤程度であれば前者対応の日焼け止め(「PA」)で良いでしょうし、スポーツをしたり、仕事で外回りが多いという事であれば後者対応の日焼け止め(「SPF」)が有効です。

紫外線は、カルシウムの吸収を高める「ビタミンD」を皮膚内で生成し骨を強くする効果があることから、夏なら日陰で30分ぐらい、冬なら1時間程度を目安に日光に当たることも必要です。

あまり過度に心配する必要はないかもしれませんが、何事も意識的に対策を取ることはとても重要だと思います。

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