冬至に「かぼちゃ」を食べて「ゆず湯」に浸かる理由は?

柚子湯2017年の「冬至」は22日です。北半球に住むわたしたち日本人は、この日最も日照時間が短くなります。因みにこの日の大阪の日の出は6:47、日の入りは16:32分になりそうです(国立天文台暦計算室より)。わたしの家では、この日料理の形は別にして夕食に南瓜がお目見えします、毎年必ず。

つい最近までは特に冬至だからどうとかこうとか考えることはなく、なんとなくかぼちゃを食べ、なんとなくゆず湯に入っていましたが、40代になり健康を考えるようになったことと、職場の年配の方と話す機会が多く、当たり前のことを知らない自分がはずかしくなったという思いもあって、今まで何となく過ごしてきた「冬至」について調べてみようと思い記事にしました。

こういう風習もお節と同じようになくなっていくのかもしれませんが、昔から行われている行事等には、知ると「へぇ~」と感心する事柄が多いので、是非ご一読いただければと思います。

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【冬至とは】

地球は太陽の周りを約1年間かけて1周することは一般的に知られていることです(正確には365日と数時間)。

この1年間を24の区分に分け各期間での季節を表したものを「二十四節気」といいますが、その一つに「冬至」があります。因みに「冬至」から書くと、こんな感じで名称がついています。

冬至→小寒→大寒→立春→雨水→啓蟄→春分→清明
穀雨→立夏→小満→芒種→夏至→小暑→大暑→立秋
処暑→白露→秋分→寒露→霜降→立冬→小雪→大雪

日本はかつて中国から暦を取り入れてそのまま和暦として採用していましたが、太陽の運行予測にずれがあるという渋川春海の指摘により、日本独自の太陰太陽暦が採用され、それが明治初期まで使われていました(今はグレゴリオ暦です)。
※その辺は「天地明察」という小説で書かれています。V6の岡田君が主演を務め映画化もされています。

暦というのは昔から農作物の収穫に関わる重要なものであり、人々はそれをもとに生活をしていたのでこういう言葉には詳しいでしょうが、一般的に知られているのはどの程度なんでしょうね。 わたしは10個ぐらいしか知らないです。。。

【かぼちゃを食べる理由】

冬至には「ん」の付くものを食べると良いと一般的に言われています。

 
かぼちゃ(南瓜:なんきん)
南瓜

かぼちゃは、食べると風邪をひかないと言われているほど栄養価が高い野菜です。ビタミン群(C・E・B1・B2)だけでなくミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。
※上記ビタミン群は、肌荒れやニキビを抑える、肌の老化を防ぐなどの美容効果があり免疫力を高めます

冬は乾燥するのでウィルスが勢力を伸ばし、インフルエンザや風邪をひくことが多い季節です。冬至は、これから新年を迎えどんどん寒くなっていく季節の前に、体の免疫力を高めて体の調子を整えることが目的で、昔の人は食べていたのかなと勝手に思っています。

ネットを見ると、他にも「きんかん」とか「銀杏」とかを食べると良いとありますが、あれらは「運気を上げる」みたいな謂れがあるみたいですね。

わたし自身は「禍福は糾える縄のごとし」という言葉を心にとめているので、「運」はあまり信用していません。食べ物のほうが直接身体に関わってきますし、大切かなと思っています。

【ゆず湯に入る理由】

ゆず湯もわたしの家では毎年入っています。数日前から浴室の入り口に用意されており、それで毎年「あ~冬至か」と気付く始末です。

柚子は柑橘系の中でも特にビタミンCが豊富に含まれていることで知られています、それも果皮に。ビタミンCは肌の保湿力を高め乾燥肌を予防し、老化予防効果が期待されています

また柚子の香りはリラックス効果があり普段の生活でたまったストレスを解消するのにも役立ちます。ストレスは万病の元ですから、それを翌年に持ち越さないためにも年末に入って疲れを取るということでしょう。

そういえば ” バスクリン ” などの入浴剤にも柑橘系の匂いのものが多いですね。化学的にも疲労回復に効果がある証拠と言えるかもしれませんね。

【まとめ】

昔の人はすごいですね。

今よりも科学等が発展していないのに、経験的にプラスである事を理解して継承してきているわけですから。

日本の各地域には、その地方でのみ継承されているいろいろな “謂れ ” があると思いますが、核家族化が進むと年配者から教わるような過去の知恵がどんどんなくなっていってしまいます。

人生の折り返し地点を過ぎ、日々の生活に流されがちですが、もう少し1つ1つの事を知ろうとする努力をしようと思う今日この頃です・・・。

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