雑学として知っておいて損はない「いろいろな単位」の話。

いろいろな単位

世の中にはいろいろな単位があります。kg(キログラム)やm(メートル)は、普段の生活でもよく使われるのでわかると思いますが、逆に、よく耳にはするもののそれがどのくらいの長さ(もしくは重さ・大きさ)かわからないという単位もたくさんあります。

今回は、そんないろいろな単位について書いてみたいと思います。

知っている事で人に自慢できる内容もあると思うので、暇つぶしがてら、見ていただければと思います。

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【離散量と分散量】

世の中にはたくさんの単位がありますが、単位は、使用するものによって数えることができるものとできないものとに大別されます。

まずは、離散量

” 離散量 ” と言うのは数えることができるものであって、例えば鉛筆とか車などがそれにあたります。

見た目に1本、1台とカウントできる物ということですね。

次に、連続量

これは、離散量以外の「数えることができない物」を指します。

例えば、空気とか水などの気体や液体、砂糖や塩といった1つ1つを数えることができないものなんかですね。

これらは、あるひとつの塊を「1」として基準を設けて、他のものと比較するという形をとります。

それでは具体的な単位について、雑学的知識となりそうなことを書いていきたいと思います。

地域によって異なる?畳の大きさ

まず最初は「」です。

日本人になじみの深い ” 畳 ” ですが、これは地域によって大きさが異なるのが現実です。

なんと一番大きい畳と小さい畳では、縦の長さが20cm近くも変わってきます

こうなると、引っ越しの時に困る可能性が出てきますよね。

同じレイアウトで家具類を設置しようと思っても、「はまらない」ということが起きかねません。

安易に「〇畳だから同じ」とは思わない方がいいという事ですね。

<補足>

平米的に、大きい順で表すと下記のようになります。

特に住んでいる地域から大きく離れる引越しをする時は、ちょっと注意した方がですね。

京 間 (1.82㎡) ※関西・中国・四国地方

六二間 (1.74㎡) ※九州地方

六一間 (1.71㎡) ※広島県・山口県

中京間 (1.66㎡) ※中部・名古屋

江戸間 (1.54㎡) ※北海道・東北・関東

団地間 (1.44㎡)

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空と陸で違うマイルの不思議

競馬が好きな人は、「ハロン」という言葉を聞いたことがあると思います。

これは日本と海外で異なります。

●日本の場合

1ハロン=200m

●国際的には・・・

1ハロン=201.168m

競馬のG1レースで「マイルチャンピオンシップ」というものがありますが、これはレース名に「マイル」と付いていますが、実際に走る距離は1600m。

前述の通り、1ハロンは200mですから、

200m × 8ハロン = 1,600m

つまり、『8ハロンチャンピオンシップ』とも言い換えることができるという事です。

さてこのハロン、8ハロンで1mile(マイル)とされているんですが、海外の場合、飛行機で溜まるポイントマイルの「マイル」とは、これまた更に長さが異なります。

●陸上の場合

1609.334m  ※201.168 × 8ハロン

●空や海の場合

1852m

ややこしいですが、空や海で使われるときの「mile」は、ノーティカマイル(国際海里)と言って区別されています。

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計量スプーンの大さじ小さじってどのくらい?

料理をする人にとってはなじみの深い ” さじ ” ですが、容量としてはどのくらいになるかわかりますか?

コレの答えは、農林水産省のページから確認することが出来ました。

なんと調べてビックリ!

容量は食材によって変わります

計量スプーン(さじ)や計量カップの分量というのは、そこに入る容量によって決まります。

つまり、重さではないんですね。

一例を挙げると、こんな感じになります。

大さじ    小さじ

水・酢・酒       15cc   5cc

醤油・みりん・みそ   18cc   6cc

片栗粉         9cc    3cc

因みに、” cc ” と言うのは、g(グラム)、ml(ミリリットル)に、そのまま置き換えることがで来ます。

<補足>

料理番組で紹介される料理のレシピに書かれている内容量は、そのままで問題ないですが、グラム表示で書かれている商品は、計量スプーンやカップで計量すると、食材によって記載内容とグラム数が異なることがあるということです。

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食パンの単位「斤」ってどのくらいの大きさなのか?

皆さんは朝はパン食でしょうか、それともご飯でしょうか。

わたしの家は昔からパン食なんですが、パンの単位で使われている「斤(きん)」ってどの位の量かわかりますか?

調べてみると、これは日本というかアジアで使われていた ” 尺貫法 ” からきているようです。

尺貫法で使われる単位には、匁(もんめ)、分(ぶ)、厘(りん)、斤(きん)があり、それぞれの関係性は下記のようになっています。

1貫 = 1000匁 = 3.75kg

1匁 = 10分   = 3.75g

1分 = 10厘   = 3.75mg

※1斤は160匁(約600g)とされています

ん?

600gって結構な重さだけど、本当に600gもある?

っと思った皆さん!

するどいですね!

食パン1斤に600gもありません。

食パンの重さは、日本パン公正取引協議会の「包装食パンの表示に関する公正競争規約」で、ちゃんと規定がされています。

それによると、保証内容重量として食パンを「1斤」として表示する為には、340g以上とすることになっています。

関西は厚切り、関東は薄切りが多いと聞きますが何枚入りかは関係ないんですね。

そういえば、最近1斤がものすごく高い「高級食パン」が流行っていますね。

わたしは、乃が美の食パンが好きでよく買うのですが、1斤なんと400円もします!

ただ味としては、流石においしい。

CMなどメディアでも取り上げられる機会が多くなった高級食パン。

見かけたら一度ご賞味ください。

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日本酒の1升ってどのくらいの量なのか

日本酒や焼酎には、「1升瓶」というものが存在します。

この ” ” という単位も、前述の尺貫法からきている日本独特のもので、重さではなく容積で表した単位になります。

内容量としては、1升=1.8039L(リットル)。

そしてここから注がれる升酒は10杯分になります。

升酒は ” 合(ごう) ” で表されますので、1升=10合という関係になりますね。

因みに、業務用の洗剤や醤油として ” 1斗缶 ” というものがあると思いますが、内容量としては、1升瓶10本分になります。

つまり、18.039L(リットル)ですね。

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よくわからない車の排気量

排気量というのは、「エンジンがどれぐらい空気を吸入できるか」を表したもので ” エンジンの容量 ” を表します。

車に関する資料を見ると、通常は ” cc ” というのが単位として使われていますが、計量法では商取引としてこのccが使用できないので、スペック的には ” cm3 (立法センチメートル) ” として表記されます。

※この単位は国際単位系の単位になります

排気量については、L(リッター)という呼び方をする事もありますが、これは、吸入できる混合気の大きさが1L(1000cm3 )であることを意味しています。

「リッター」は、国際単位系ではないんですが、cm3 と併記することで、その単位の使用が認められています。

<補足>

国際単位系とは・・・

1960年、国際度量衡総会において、長さ・質量・時間・電流などの単位が世界共通の基本単位として採択されたもので「SI」と呼ばれます。

これには、基本単位として下記の7つが存在します。

m(メートル)

kg(キログラム)

s(秒)

A(アンペア)

K(ケルビン:温度)

mol(モル:物質量)

cd(カンデラ:光の強さ)

国際度量衡総会は、単位についての議論をする国際会議で、概ね4年に1回開催されますが、

2018年には、kg、A、K、molの4単位について定義改定が認定される見通しとなっていますね。

※kg(キログラム)についてh、なんと130年ぶりの改定だとか

現在の1kgの原器は、パリに置かれており、それが世界共通の1kgとなっています。

しかし、表面の汚れを落とすなどのメンテナンスの過程でわずかに目減り。

この度、より厳密な「プランク定数」なる値で質量を測定するようです。

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マンションを買うときに役に立つかもしれないD値・L値

マンションの場合、隣との壁の厚さや上の部屋からの振動などは気になるものです。

D値 というのは、壁や窓の外側と内側でどれだけ音圧レベルに差があるかを表す単位。

一例ですが、となりの部屋でかけているテレビの音の大きさが50db(デシベル)で、こちらでその音を聞いたときに20dbだとすると、50-20=30という数値がD値になります。

※この場合の表示は「D-30」

D値の値が大きいと言うことは、それだけ遮断する音が大きいと言うことですから、Dは値が大きいほうが遮音性が高いと言うことになります。

因みに、例えば騒音と音圧レベルについては下記を参考にして下さい。

10 人間の呼吸音

20 木の葉が擦れ合う音、時計の秒針が進む音

30 ささやき声

40 図書館内

50 静かな事務所内

60 静かな乗用車内

70 電話のレベル

80 地下鉄の社内

90 犬の鳴き声

100 電車が通るときのガード下

これに対し、L値というのは、固体音の床衝撃音の大きさのことを指す単位です。

固体音というのは、床や配管が振動して伝わる音のことで、例えば上の階で小さい子供さんが暴れたときの振動も含まれます。

上で飛び跳ねた時の音の大きさが60dbで、下の部屋で測定して30dbであれば、床の遮音性能は30dbとなり「L-30」と表されます。

L値自体は、遮音性能を表す数値なので、値が小さいほど性能が高い(振動が少ない)ということになります。

D値やL値というのは、不動産業界の用語なので一般的にはあまり知られていないと思います。

マンション購入や賃貸で部屋を選ぶときに、こういった数値を出すと、ヘタな物件は紹介されないかもしれないですね。

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カメラレンズのF値

デジカメや一眼レフカメラなどのレンズ部分を見ると「F:●●」というものが書かれているのに気づかれると思います。

このF値というのは、カメラのカメラレンズの明るさを表します。

カメラレンズの明るさには、レンズの直径(口径)と焦点距離が関係しており、レンズの直径が大きくなれば多くの光を集めることが出来るので明るくなり、逆に小さいと暗くなります。

因みにレンズの直径が2倍になると面積が4倍、3倍になると9倍というように、レンズの直径の2乗に比例して明るい画像を撮影することが出来ます。

焦点距離で言うと、距離が2倍になると明るさは4分の1になり、焦点距離の2乗に反比例します。

F値 = 焦点距離 ÷ レンズの直径

※F値が小さい(低い)ほど、明るく鮮明な画像を撮影することが出来ます。

故に、近くのものや暗い場所では、F値が小さいレンズの方が良いです。

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なぜ弱酸性が肌に優しい?

昔、小学校に通っているときに、酸性・アルカリ性を調べる方法として、リトマス試験紙というのを使ったことがあると思います。

青色の試験紙が赤くなれば「酸性」、反対に赤色の試験紙が青くなれば「アルカリ性」というアレですね。

酸性は、舐めるとすっぱく、アルカリ性は苦く感じますが、どちらも強くなると危険である為、ああいったリトマス試験紙のようなものがあるわけです.

が、これら酸性かアルカリ性かを表すのは、ph(水素イオン指数)を使います。

通常の物質は、ph7を中心として酸アルカリ度を0~14の15段階に分けて表します

酸    性

(ph3未満)          胃酸・塩酸・黒酢など

弱   酸  性

(ph3以上6未満)       食酢・日本酒・人間の皮膚など

中    性

(ph6以上8以下)       水道水・血液・牛乳など

弱アルカリ性

(ph8を超えた値~11以下)  重曹・石鹸水

アルカリ性

(ph11を超えた値)      石灰水・水酸化ナトリウムなど

人間の肌は、上記にある通り基本的に「弱酸性」です。

水素イオン指数が同じ弱酸性であるため、同指数の製品(例えばビオレu)は肌に優しいのです。

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よく使うA判・B判用紙の縦横の長さは?

文書作成でよく使うA判サイズとB判サイズ。

これらは単位と言うわけではありませんが、実際のサイズ感が気になったので調べてみました。

これらのサイズと言うのは、JIS(日本工業規格)で定められており、『JIS0138』と『JIS P 0202』に規定があります。

前者はノートやコピー用紙などの製品サイズについての規定であり、後者はそれに余白を加えたサイズ。

A判・B判とも紙の大きさとしては0~10までありますが、その縦と横のサイズは下記のように決まっています。

A0 841×1189

B0 1030×1456

※単位:mm

そしてこのときの縦横比は全て1:√2なのです。

図で書くとこんな感じ。
A判サイズ「0~10」イメージ

比率が全て1:√2なので、841と1189という数字を覚えておけば、どのサイズでも縦と横の長さが分かります。

※長辺の長さを半分に折ると判数が増えていきます

例えばA2について見てみましょう。

A1の長辺を半分にすると、その長さはA2の短辺になり、その長さは

841÷2 = 420.5mm

となります。

長辺は、その長さの√2倍(約1.4倍)なので、約300mm。

ルート計算が若干厄介ですが、全て同じ比率なので考え方はわかりやすいですね。

因みにB判の場合は、1030mm:1456mmとなります。

※比率は同じく1:√2

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【まとめ】

普段の生活で使用する単位には、いろいろなものがあります。

まだまだたくさんの単位があると思うので、時間のある限り追記していきたいと思います。

ご一読いただきありがとうございました。

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