右脳を活性化して処理能力アップ?何かと話題の「速読」体験記

辞書いろいろ
脳には、全体で千数百億もの細胞があると言われていますが、科学が発達した今でも、未だ解明されていないことが多くある器官です。しかも、一説には人間が一生に使う脳細胞の数は、全体の数%しかないと言われており、そのほとんどが機能しないままに終わっていくそうです。

なんてもったいない。。。

使われていない脳細胞を活性化させることが出来れば、もっと自分は頭が良くなる(仕事が出来るようになる)のに。

そんなことを普段から思っていたわたしですが、その手助けになるかもしれないものを最近体験しました。

その名は、速読

胡散臭いと感じますか?

そうかもしれません。

でもやってみないとわからない!

ということで、大枚叩いて行ってみました。

<補足>

脳は左脳と右脳で表現されることが多く、前者は一般的に言語や計算の際に力を発揮し、後者は空間認知やイメージ(想像力・空想力など)に関して活発に働きます。

速読に関しては後者、つまり「右脳」をフル回転させる状況を作りやすくする訓練です。

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【速読無料体験の受講から入会へ】

無料の文字

最初に速読に出会ったのは図書館でした。

わたしは本が好きなので、1週間に1回は図書館に行っていたのですが、その入り口に様々なパンフレットが入ったラックがあり、その中に速読についての案内パンフレットが。

人間は興味のあるものに目が行くようになっているので、出会うべくして出会ったのかもしれません。

早速電話で予約を取り、当日ドキドキしながら訪問。

ん?

マンションの一室?

胡散臭さを感じながら、とりあえずエレベーターで指定の階へ。

普通の家の感じでドアには遠慮気味に「速読」の案内が書かれていました。

怪しいと思いつつひとまずインターホン。

すると講師と思しき、感じの良い男性がお出迎え。

若干ホッとしながら中へ通され、その男性と世間話やら速読の内容について説明を聞かされました。

なんでも「速読」を行うと、本が早く読める(もちろん理解もできる)だけでなく、人が話していることに対する理解力も上り、仕事のスピードアップも可能だとか。

既に受講している人の職業を聞くと、聞いたことのある一流企業の人が何人もおり、一定の効果はあるのかなと思いました(情報が本当ならですが)。

しかも受講生の全員(正確に言うと1人を除いて)が、何らかの成果を残して卒業したとの事。

そんなすばらしいツールがなぜもっと世に出ない?

という、訝しげな感じは一切出さず入会金の額を聞いてみました。

金額は10万円強

受講回数は30回で有効期間は特になし。

いつでも予約でき、当日キャンセルも可能との事。

う~ん、絶妙な金額設定・・・。

若干の不安はありましたが、仕事柄たくさんの資料を読むのは事実。

少しでも速読がプラスになれば、とひとまず受講することに。

当日は、自分がこの速読を通じて何を実現したいのかについて質問シートが渡されました。

まずは自分がなりたい結果を想像することが大切なんだとか。

確かに「目標」を定める事は、何をするにも必要ですものね。

因みに『無料体験』とありましたが、実際に訓練するわけではなく「こんな感じで進めていきます」という説明のみでした。

【速読の訓練内容】

当日訪問すると既に先客(女性)が1名いました。

聞いてみると、既に何度か受講している方でした。

その後、更に2人の受講生がやってきて、わたしを入れ全部で4人による速読訓練がスタート。

講師の方は、先日無料体験の時に出迎えてくれた男性の方でした。

訓練はこんな流れで行います。

※訓練時間

●目のストレッチ

●訓練前計測

●速読訓練

●訓練後計測

速読前準備:目のストレッチ

眼球

まずは準備体操的なことをします。

速読のポイントは、目を早く動かす事のようですので、ストレッチをして目をほぐし、動きやすくするんですね。

具体的な方法は、こんな感じ。

1.遠近凝視

ピント合わせを早くするために行うようです。

この動きって、視力回復の訓練でもやりますよね。

やり方は、人差し指の腹をこちらに向け、目の前30cmぐらいのところに立てます。

そして、これを5秒間凝視。

瞬き後、人差し指から目を離し、指の先の少し遠く(10mぐらい先)を5秒間凝視。

この「近くを見る・遠くを見る」という動作を、合計3回繰り返し行います。

2.眼球移動

顔は動かさずに瞼を目いっぱい開き、上を見上げます(目いっぱい上を見ます)。

そしてその状態を5秒キープします。

瞬き後、今度は目玉を目いっぱい下にします。

ここでも状態を5秒キープ。

左右も同じように1回ずつ実施します。

<計測>

ここでの「計測」というのは、目のストレッチによってどのくらい眼球が動きやすくなったかを継続測定する為のものです。

計測方法はこうです。

目の前30cmぐらいの位置で、両手の人差し指を肩幅ぐらいの位置に置きます。

その状態のまま(指・顔は動かさず)両目を動かします。

この時、両目を左右に置いた指の間で動かし、何往復できたかを計測します。

同じく上下(指はおでこ辺りとあご辺りで位置キープ)についても実施します。

※これは、普段でもストレッチを行うことで少しずつ目が動きやすくなるようで、往復回数が増えていくのが実感できます。

最後に深呼吸(10秒かけて息を吸い、10秒かけて息を吐く)を5回行い、ストレッチ・計測を終えます。

訓練前計測:1回目の計測

時計
ストレッチが終わると、いよいよ速読の訓練開始です。

訓練には1冊の本を使うのですが、わたしが渡されたのは、いわゆる童話

なぜ童話?

と思いましたが、なんでも、内容が簡単なもので且つ話の内容がイメージし易いものが速読の訓練には向いているのだとか。

因みに最初に計測するのは、トレーニングの前後で読める量の変化をみる為です。

速読する時間はわずか1分。

この1分間で、中身を2行ずつ目で追いながら読んでいきます

ここでは、内容を性格に読み取れなくてもOKでした。

※部分部分(単語など)がわかればOKとの事。

1分後、読み進んだページまでの文字数を記録します。

※厳密な文字数というよりは、「1行〇文字」として、読み進んだと判断した行数をかけて文字数を算出します。

速読訓練:おしゃべりしながら本をパラパラめくる?

パラパラめくられた本

ここからいよいよ訓練開始です。

本は、1回目の計測で使用したものと同じものを使用します。

手のひらサイズで、ページ数は100ページほどの物語。

それを最初のページから最後のページまでパラパラします。

スピードは、1秒で本の先頭(表紙)から裏表紙までをパラパラする感じです。

当然このスピードで本をパラパラすると文字は見えません。

でもそれでいいそうです

そして、速読訓練の肝となるのはココから

ポイントは、このパラパラを繰り返しながら、全員で話をする事です。

わたしが受講している速読の場合は、受講生全員で、あるテーマ(講師からお題があります)についておしゃべりします。

目はパラパラしたところ(本)を見ていますが、意識は話に向かってます。

互いに目を見て会話するのではなく、本を見ながら話をするんですね。

なんでも、こうすることで脳は左脳の限界を超え、右脳が働き出すとの事。

まあ、言わんとするところは分かるような気がします。

訓練後計測:2回目の計測

時計

1回目の計測と同じ要領で文字数を計測します。

わたしの場合、1割ほど読み進められた(というか目で追うことができたという方が正しい?)文字数が増えていることが確認できました。

この結果は、毎回記録紙に記入して自身の成長度合いを確認します。

1回のトレーニングはここまで。

準備のストレッチから訓練が終わるまで(2回目計測まで)、時間にして30分程でしょうか。

【2回目以降の速読訓練】

本は、基本的には同じものを使いますが、別のものでもOKです。

ただ、慣れた同じ本で訓練する方が良いとの事でした。

なぜでしょうか?

みなさんはこんな経験ありませんか?

一度読んだ本を再読すると、1度目よりも内容が頭に入るとか、読むスピードが早くなるといった経験が。

あれと同じことです。

繰り返すことで脳への情報の浸透が良くなるのです。

計測時の「2行ずつ読み」は、回数を重ねるごとに、3行ずつ、1ページずつと見る範囲を広げながら行いますが続けます。

すると、あるとき変化が現れます。

目に入る単語からイメージが頭に浮かぶのです!

【速読をやった結果】

とまあ、ここまで速読訓練の中身を書いてきましたが、結果的にどうなったかというと、わたしには向いていなかったようです。。。

言われている理屈はわかるのですが、「単語を見てイメージが飛び出す」という現象は、最後まで起こりませんでした。

イメージしやすいように、同じ本のDVDをTSUTAYAで借りて見たり、時間を見つけては家でも訓練をしていました。

が、あまりにも効果がはっきりとわからないのでだんだん行かなくなり、結果として30回クリアするのに1年以上を要しました。

おまけに途中からは、周りの人を疑う始末。

本当にイメージが飛び出しているのか?

全員サクラ?

とまで思った時も。

ただ、以前テレビ番組でも同じような訓練をしていましたし、コツをつかめる人はいるのでしょう。

わたしが通っていた速読の教室は大阪に複数あり、別の教室から変わってきた受講生がいて、中には数百回続けている兵もいました。

「脳をだます(混乱させる)」ことで、本来眠っている右脳を呼び起こす速読。

わたしには向きませんでしたが、実際に何度も通っている人がたくさんいますし、全く効果がゼロではないと思います。

わたしが通っていた教室に限らず、別の速読教室も「体験会」を実施しているので、興味のある人は1回経験してみるのは有りだとは思います。

体験会は、基本的に無料ですしね。

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