「コーヒー」・「コーヒー飲料」以外に3つもあるコーヒーの種類

コーヒーの種類

皆さんはコーヒーを飲みますか?わたしは仕事の時は毎日必ず1回は飲むのですが、そのタイミングはいつも決まっています。それは睡魔が襲ってくる魔の時間である「昼の3時」です。ですので、どちらかというと嗜好品として飲むというよりは、眠気覚まし的な意味合いが強いです。

さて、このコーヒー。

よく見ると、同じコーヒーでも表示がいろいろあります。

単に「コーヒー」と書いているものから「コーヒー飲料」、「コーヒー入り清涼飲料」なんてものまで多岐にわたります。

ではその違いはどこにあるんでしょうか。

なんとなく「『コーヒー飲料』は甘い」というイメージだけは個人的に持っていますが、明確な違いはよくわからなかったので、ちょっと調べてみました。

コーヒー好きな方は、雑学的な感じで一度見て頂けると幸甚です。

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【公正競争規約】

どうしてこういう違いがあるのか、消費者側からするとややこしくて仕方ないのですが、これは「公正競争規約」という普段聞き慣れない決め事に基づいて「消費者を守るため」に定められたものであることは意外と知られていません。

そもそもこの「公正競争規約」というのは、消費者庁長官と公正取引委員会の認定を受けた上で、景品等に表示する内容を自主的に業界で定めるルールなのですが、これがないととんでもなく曖昧な表現になってしまいます。

たとえば、仮に20%ぐらいの成分しか入っていないのに「たっぷり」と表現がされたり、絞りたてでもないのに「絞りたて」といった表現がされてしまう可能性があります。

「たっぷり」がどのくらいで、「絞りたて」がどのぐらいの経過時間を言うのか消費者にはわからないですが、企業が売り上げを上げるために過大な表現をすることは消費者にマイナスになるためにこういう規約が定められているのです。

因みに、この規約の目的はこうなっています。

不当な顧客の誘引を防止し、一般消費者による自主的且つ合理的な選択及び事業者間の公正な競争を確保する

【コーヒー表示の違い】

前述の公正競争規約においては、その2条においてコーヒーを以下の5種類に定めています。

①コーヒー

「内容量100g中にコーヒー生豆換算で5g以上のコーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分を含むもの」

②コーヒー飲料

「内容量100g中にコーヒー生豆換算で2.5g以上5g未満のコーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分を含むもの」

③コーヒー入り清涼飲料

「内容量100g中にコーヒー生豆換算で1g以上2.5g未満のコーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分を含むもの」

④コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)

「カフェインを90%以上除去したコーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分のみを使用したもの」

⑤コーヒー入り炭酸飲料

「コーヒー豆から抽出または溶出したコーヒー分に二酸化炭素を圧入したもの」

①から③は分かりやすいですね。コーヒー豆を使っている量によって多い順に「コーヒー」、「コーヒー飲料」、「コーヒー入り清涼飲料」になっています。この記事の先頭部分で書いた「コーヒー飲料は甘い」というわたしの感想は勝手な思い込みのようです。

ところで、前述したコーヒー豆のグラム数は、あくまで「生豆」での話であって、インスタントコーヒーを使用するときや焙煎豆を使用するときは下記基準で算出するようになっています(公正競争規約施工規則)

焙煎豆の場合 → 1.3倍の量

インスタントコーヒーの場合 → 3倍の量

因みに④の「コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)」や⑤の「コーヒー入り炭酸飲料」ってあまり見たことがないのでちょっと調べてみました。

◆コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)

コーヒー入り清涼飲料(カフェインレス)の一例

カフェインは自律神経の働き、集中力、運動能力を向上させる他、解熱鎮痛効果や頭痛にも効果があるということで医薬品としても使われています。

ただ、カフェインは中毒性があり大量摂取による救急搬送が増えていることもあり、取りすぎには注意が必要です。

とはいえ、他の主要メーカーであるアサヒ、ダイドー、伊藤園、サントリーなども確認しましたが、今(記事作成時点)ではこの分野のコーヒーは販売されていません(サントリーは少し前「BOSSシリーズ」で「DECAF」という商品を展開していましたが今はありません)。

コーヒーはエナジードリンクほどカフェインが入っていないと言うことなのかもしれませんが、製造メーカー的にノンカフェインという分野は、コーヒーに関してはあまり積極的ではないようですね。

因みに、上の写真にある「GEORGIA」は、コカ・コーラの製品ですが、この製品はついでにカロリーもオフになっており身体に優しい作りです。

◆コーヒー入り炭酸飲料例

コーヒー入り炭酸飲料の一例

写真の商品は、サントリーが2012年に発売した一品です。

通常炭酸飲料というのは熱処理をするのが一般的なようですが、これは『無菌充填』の技術を使って、コーヒーのコクと苦味を出した画期的な商品です。

この後にもサントリーと言えば「BOSSシリーズ」が有名ですが、「BOSSブラックスパークリング」というコーヒー入り炭酸飲料を出しています。

しかし、これらいずれのコーヒーも現在は販売されていません(この分類のコーヒーはもはや存在していません)。

アマゾン購入者の評価を見ると、「おいしい」という意見もありますが、一般ウケはしなかったようですね。

個人的に飲んだことはないですが、確かにコーヒーでシュワッとされてもきついかも・・・。

【まとめ】

正直、ここまで明確に決められているとは思いませんでした。

表示関しては、この他にも細かい規定があり、例えば「コーヒー」という文字は16ポイント以上の大きさの文字で書かないといけないとか、内容量や賞味期限は8ポイント以上でないといけないとかすべてが「日本工業規格(JIS)」で決められています。

普段何気なく見ている「コーヒー」の文字ですが、いろいろ細かな規定があるんですね。

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