高齢者だけじゃない!増え続ける「特殊詐欺」の具体的事例と予防方法

特殊詐欺の会話

今朝起きると、母親が深刻な顔をして自分の携帯の画面をわたしに見せてきました。見てみると、典型的な特殊詐欺文章が。メールではなくてCメールだったのですが、未だにこんなものを送る奴がいるのか・・・と寝起きながらあきれてしまいました。ただ、当の本人(母親)は結構焦ってたんですよね。もちろんわたしがその場にいなくても、メールの文章に従って行動することはないぐらい、当の本人はまだまだしっかりしているのですが、「法的措置を・・・」なんて書かれてると、やっぱり焦るんでしょうか。

” オレオレ詐欺 ” という言葉が流行ってずいぶん経ちますが、最近の動向はいったいどうなんだろうとフッと気になり、今回調べてみました。

興味のある方はご一読ください。

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【特殊詐欺って?】

最近は、オレオレ詐欺を含めてこういう呼び方がされています。

特殊詐欺にはこの他に、儲かる金融商品への出資や、必ず勝てるギャンブル名目の詐欺、異性との交際あっせん目的の詐欺などが含まれています。

冷静に考えれば、元本を保証できるような金融商品があるとすれば、わざわざ見ず知らずの人に紹介するわけがないですし、ギャンブルの必勝なんてものがあるならば、胴元は潰れてしまうことは簡単に予想できます。

異性との交際あっせんというのは、どういうものなのかちょっとピンときませんが、いずれにしても、” 今だけ “、 ” あなただけ ” 的な「限定感」を出されると、人は鴨とねぎをしょって行ってしまうんでしょうか。

何はともあれ、少しでもお金を増やしたい、良い思いをしたいという欲求を巧みに操る特殊詐欺は、年々進化しているので注意が必要です。

【特殊詐欺の状況】

平成28年の特殊詐欺の被害額は、前年よりも増え406.3億円となっています。認知件数も14000件を超え、これだけ多くの人に認知されつつも未だに増加しています。

とくに高齢者の被害が全体の8割近くを占めており、自分の親のことを考えると誰しも身内が被害にあう可能性があります。詐欺の仕方も進化(というか変化)してますからね。

ATMでの振り込み詐欺


コンビニや金融機関での職員等の声掛けで未然に防がれることが多くなりましたが、今度はショッピングセンターなどの無人のATMへ誘導して、電話で指示するというやり口が増えてきています。

勿論、ショッピングセンターなど無人のATMを設置している側も、店内放送や警備員の巡回などで対応していますが、それでも被害額が減らないことを考えると効果は限定的と言えます。

更に最近は、お金が戻ってくると言う、大阪人がハマりやすい「還付金詐欺」が増えてきています。同じ大阪人として恥ずかしいですが、お金が戻ってくるという年末調整の還付金的発想をもってくるとは、考える詐欺側の人間は大したものだと、変に感心してしまいます。

役所で手続してもらえるようなお金については、積極的に宣伝してないのが普通で(「市政だより」など、よく見ないとわからないようなものでしか情報提供しません)、わざわざ職員が電話してお金を戻すなんてどう考えてもあり得ません。

でも引っかかるんですよね・・・。

架空請求詐欺


有料サイトの利用料金が未納であるかのように装うパターンが多いでしょうか。

男性の場合は、一度はそういったサイトにアクセスした経験があると思いますが、ああいうサイトは知らずのうちに ” 登録 ” させることもあることから、自覚がなくても、「もしかして・・・」と気になって請求金額を払ってしまうんでしょう。

他にも有名ネット通販から料金未納に関する請求メールが来ることもあります。

今回母親の携帯に来たパターンはこれに似たものでした。ガラケーであり、しかもメールもネットもできないからCメールで来たんでしょう。メールと違いCメールは電話番号であるため、一斉送信する側にとっては宛先がヒットしやすいんでしょうね。

他にもネット上などで、自身の個人情報が登録されてしまっている、削除するにはいくら払って・・・というこちらが確認のしようもないことをでっちあげてお金を巻き上げるという手口もあります。

義援金・寄付


日本は地震大国であるので、どこに住んでいても地震から逃れることはできません。2016年には熊本で大きな地震が発生し、名城 ” 熊本城 ” にも甚大な被害が発生しましたが、今この義援金に関する詐欺が横行しています。

やり口としては2パターンあります。

1つは、例のごとくというかなんというか、市役所の職員がざわざわ家に来てくれて、 ” 一口〇千円 ” という形で寄付をお願いするというもの。

もう一つは、ギャンブルに関するものです。

復興レースを行うが、勝つ馬がわかるので一口購入してほしい。損はしないし復興の手助けにもなるので・・・という人の善意に付け込んだ卑劣なものです。

わたしは、街中で子供や動物を使った寄付行為すら、全て怪しいと思っているほど根がひねくれてしまっていますが、それぐらいの気持ちを持っているほうが詐欺には会わずにすむのかもしれません。

【未然に防ぐ方法】


上記の他にも、あの手この手で騙そうとする輩がまだまだ世の中にはたくさんいます。

わたしのように同居していれば高齢の両親も少しは安心かもしれませんが、家庭や仕事の事情、結婚して独り立ちしているなど、なかなか同居が難しい場合もあります。

下記は、警察庁でも推奨している特殊詐欺を防ぐ手段ですので参考にして頂ければと思います。

ナンバーディスプレイ


これはうちの家も導入しています。

番号が見慣れないものであれば、そもそも電話に出ることがありません。もちろん家族が携帯の機種変更をして電話番号も変えるということはありえますが、それは稀なこと。まずは登録した電話番号以外は出ないということが必要です。

因みに、手続きをするにはナンバーディスプレイに対応した電話機が必要です。NTT、ひかり電話(IP電話)、ISDN回線でもナンバーディスプレイを使うことは可能です。

月額料金は、使っている回線により異なりますが、おおよそ400円~600円程度です(記事作成時点)。

防犯機能付き電話


色々なメーカーが様々な対策をしていますが、大体は似たような感じです。

例えばシャープの防犯機能は、受信時に「振り込み詐欺対策モード」になっていることを相手に伝え、名前を名乗らせるように音声が自動で流れます(会話を録音することも)。

仮に偽名を使われたとしても、録音はされるので音声は残ります。犯罪者は足跡を残すことを嫌うので、事前に相手に対策がされていることを音声で流すことは効果があるのではないかと思います。

パナソニックにも同じような機能が付いていますが、機種によっては独自の面白い機能が付いているものがあります。

それは、自分の声色を変えることが出来るというものです。いわゆるボイスチェンジャー機能ですね。女性の場合でも男性の声に変換することが出来るので、勧誘などの電話でもきっぱり断りやすいと思います。

他にも来客があったかのようにチャイムを鳴らす機能まで付いているものもあります。そこまでしなくても・・・と思う反面、気の弱い人にはいいのかもしれないですね。

非通知設定


どこのメーカーも対応は同じで、非通知の場合は設定することなく、そもそも電話自体鳴らないようになっています。

怪しい発信者は特にこの形で電話をしてくることが多いと思いますが、非通知に関しては、かかってきている事もわかりません。

ナンバーディスプレイを契約して、知らない番号に出ないことは大前提ですが、非通知も電話に出ないことが必須です。

【電話相談】

ここに電話をするような余裕がある人は、そもそも詐欺に引っかからないと思いますが、一応相談窓口というものが警察庁にはあるので書いておきたいと思います。

#9110

※これはあくまで相談窓口ですので、緊急の場合は110番です。

※電話料金はかかりません。

※携帯電話でもかけられますが、ダイヤル回線や一部のIP電話では繋がらない場合もあります。その場合は下記(有料)の相談窓口で対応してくれます。

各都道府県別相談窓口

【まとめ】

いかがでしょうか。

特殊詐欺の中でも電話による被害は未だ多く存在します。

今後も新しい手口が出てきたときには、追記していきたいと思いますが、みなさんもくれぐれも引っかからないよう気をつけてくださいね。

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