空き巣が嫌がるディンプルキー。「高価」ですが「効果」はあります。

ディンプルキーと、そうでないキーの違い

大阪府の住居侵入罪(空き巣)で検挙された犯人の数は、平成28年の1月~10月の統計で約1400件あります。

昨年の同期間よりは200件ほど減ってはいますが、いまだ被害件数は多いと言えます。単純計算で1日5件ほどの家が空き巣に入られている計算になりますね。

最近は防犯カメラを付けている家庭もあると思いますが、一般家庭でそこまで対応しているのはごく少数。

ほとんどの家は、戸締りをきちんとするといった対応ぐらいだと思います。

空き巣が侵入するのは、大体外からは目立ちにくい窓ですから、窓の錠をきちんとかけるのは勿論ですが、実は玄関も狙われやすいということを小耳にはさみました。

問題となるのは、鍵の形

昔ながらの家屋に住む方は、防犯のためにもご一読ください。

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【わたしの家も空き巣に入られた】

唐草模様の風呂敷

お恥ずかしい話ですが、わたしのうちは数年前に空き巣に入られました。

正確に言うと、家に人がいたのに泥棒に入られたので空き巣ではないかもしれませんが。。。

経緯は、こうです。

当時家には両親が居り、父は玄関を入って突き当り右の部屋(ドアを閉めたまま)に、母はお風呂に入っていました。

わたしはというと、お腹に付いたりっぱなぜい肉を落とすためにジョギングへ。

時間は21時ぐらいでしょうか。

玄関入って右の部屋は、普段母親がテレビを見て過ごすところなのですが、お風呂に入っていたのでその部屋には誰もいません。

わたしがジョギングから戻ると、出るときにかけたはずの門のロックが外れていました。

「アレ?かけ忘れたか」と思い家の中へ。

ただ、その時点では異変に全く気付きませんでした。

気づいたのは翌日。

テレビの上に置いていたはずの財布が消えているではありませんか!

あとから反省したのですが、普段家に誰もいない時には確実に閉めている玄関の鍵を、その時は、家に人がいる安心感から玄関の鍵をかけずにジョギングに出ていたのです。

わたしの住んでいる地域は、昔からの人が多く住んでいる土地。

なので、防犯に対する意識が少し欠落していたかもしれません。

「少しくらい大丈夫だろう」という甘い考えが、とんでもない結果になってしまったのです。

【 鍵を閉めていれば安心という過信を改める】

錠前

鍵は、閉めていれば安心ではありません。

わたしの場合は、そもそも鍵をかけていなかったことが原因ではありますが、人が家の中にいても入ってくるような大胆な泥棒もいます。

泥棒もそれこそ必死で犯罪を犯すので、こちらもそれなりの対応を事前にしておくことが必要ではないでしょうか。

まず窓について。

窓には、鍵の他にサッシ締まりを付けることが重要です。

わたしの家の場合、取り付け場所は鍵から離れた所につけています。

これは、侵入されるまでの時間稼ぎの為。

鍵部分は窓を割られることで比較的簡単に開けられてしまいますが、サッシの取り付け位置が鍵から離れていることで、そのサッシ締まりのロックを外すために「再度窓ガラスを割る」などの追加行為が発生し、侵入するまでの時間を稼ぐことができるからです。

泥棒は時間がかかることを嫌がります。

手間がかかるようにする事は、防犯上得策と言えます。

次に本題の玄関の鍵についてですが、これは「ディンプルキー」が防犯上効果が高いそうです。

【スペアキーのスペアキーはダメ?】

インフォメーションマーク

先日、たまたま玄関ドアのスペアキーを作ろうと思い、近所の鍵屋さんへ行きました。

その時、元鍵を出して「これのスペアキーを作ってください」と頼んだところ、店の店員から「これはスペアキーだから正規の鍵を持ってきてください」と言われました。

なんでも、スペアキーのスペアキーは精度が結構落ちるらしく、しかもわたしが渡したスペアキーは少しボロかったようで、下手に作ると鍵穴に刺した後、抜けなくなるかもしれない可能性もあるとの事。

幸いにも家に取りに帰ると正規の鍵があったので再度店を訪問。

その時に、できたスペアキーをわたしに手渡しながら語ってくれました。

【大量製造された鍵の危険性】

色違いの複数の鍵

数十年昔、とあるメーカーが製造した鍵が、所謂『粗悪品』であったことから、多くの家で空き巣に開錠されるという事件が多く起こったようです。

まあ粗悪品というか空き巣にとっては開けやすい鍵ということでしょうか。

正規の鍵には必ずメーカーの刻印が入るのですが、わたしの持ち込んだ鍵が、その問題の鍵だったのです(ちなみにスペアキーの場合は型番だけです)。

わたしの家は、築50年ほどの古い家屋。

当時は、そのメーカーの鍵が多く出回っていたものと思われます。

店の人がそんな裏事情を教えてくれました。

「わたしでも10分あれば開錠できますよ」と言っていたので、よほど簡単な作りの鍵なのでしょう。

防犯上はあまりよくないのでということで、その時「ディンプルキー」を勧められました。

【ディンプルキーとはどんなキー?】

ディンプルキー

ディンプルキーと、非ディンプルキーの一番の違いは、簡単に言うとディンプルという ” くぼみ ” があるかどうかです(鍵の表面に、上のイラストのようなくぼみが多数あります)。

ディンプルキーの仕組みは、このくぼみ部分が、カギ穴の中の ” ピン ” を押しながら回すことで開錠するようになっています。

ディンプルキーの場合、鍵穴内のピンが上下だけでなく三次元的に斜めにも存在することから、複雑な開錠方法となっているのです。

※従来のディスクキーは上下にのみ存在することから開錠が比較的簡単に行えます。

「空き巣が開けるとしたら30分以上はかかるんじゃないかな」とは店の人の話。

泥棒は時間がかかると諦めるというのは通説です。

ディンプルキーは作るのに専用の機械がいるらしく、今回わたしが作ってもらった非ディンプルキーよりも高い!

ですが、家に入られて大金(小銭?)を盗られることを考えると、出費としては安いものです(今回のスペアキーは600円でした。ディンプルキーの合鍵なら5倍近くはすると思います)。

正規で鍵を作り、鍵穴を交換するとなると数万円かかると思いますが、鍵なんてそんな滅多に変えるものではないですし検討の余地は十分にあると思います。

【まとめ】

いかがでしょうか。

過去には、鍵をネットで複製して空き巣に入ったという事件がありました。

先ほども書きました通り、ディンプルキーは製造が簡単にはできず基本的にはメーカーに頼んで作るものですので、勝手に複製されて開錠されるという心配は極めて低い。

ディンプルキーの中には、更にセキュリティが高い登録制の鍵もあるので、それであれば第三者が複製品を作るのはほぼ不可能に近いと思います。

玄関の鍵が、非ディンプルキーである家屋は結構あると思いますので、時間があるときに自分の家の鍵の交換を検討するのも防犯のためにはいいのではないでしょうか。

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