年金崩壊?40代独身男性が老後の為に積み立てる毎月の金額は?

一昔前は、終身雇用が当たり前でしたので老後のことを若いうちから考える必要はありませんでした。しかしバブルが崩壊し「失われた20年」はあまりにも大きすぎました。政権が変わった2012年より貿易収支は拡大を続け、上向きとはなっていますが力強い景気の回復には程遠い状態です。

また、日本は世界一高齢化が進んでおり、今後団塊の世代が75歳迎えるいわゆる「2025年問題」も控えています。

年金が破綻することは極めて可能性が低いですが、年金需給開始年齢が遅くなることは恐らく避けることが出来ません(わたしたちが受給する時には70歳支給開始ぐらいでしょうか)。

年金を期待できない以上自分の身は自分で守るしかありません

そこで今回65歳時点(恐らく定年は今後この辺りになると思われます)で貯めておいたほうがよい金額と、毎月の貯金額について書きたいと思います。

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【老後の資金はいったいどのくらい必要なのか】

この金額については、いろいろな情報がありすぎて正直よく分からない人も多いと思います。

夫婦2人で1億必要という人もいれば、6千万ぐらいあれば良いという人もいます。

どういう生活を望んでいるのかにもよるので一概には言えませんが、例えば65歳時点で一人暮らしであるとして、下記のような生活をシュミレーションしてみたいと思います。

(参考)

毎月の消費額を把握する方法は、こちらをどうぞ

誰でもできる貯蓄術。抑えておくべき2つのポイントとは?

家計簿

(月の経費)  ※車は不所持とします。

家賃    70,000円  (共益費込み)

光熱費   5,000円

通信費   5,000円

食費    58,900円  (朝食300円、昼食700円、夜食900円)×31日

医療費   15,000円

交際費   15,000円

保険    10,000円

雑費    10,000円

――――――――――――――
合計    約19万円

交際費は1万5千円と少ないですが、「雑費」部分は毎回かかるものではない「消耗品」として計算しているので、月2万5千円ぐらいは使えると思います。

これで計算すると、19万円×12ヶ月×15年(平均寿命80歳として計算。65~80歳)=3420万円となります。

ただ、これはあくまで「総額」です。

年金が支給されるのでその分は差し引きします。

現状年金の開始年齢は65歳ですが、今後70歳から支給になると仮定すると、80歳の平均寿命までの約10年間が、国から支給してくれる年数。

サラリーマンの場合は、稼いでいた給料にもよりますが、低めに見積もって支給金額が月8万前後と設定した場合、70歳~80歳で支給される年金は下記となります。

8万円(月々の年金支給額)×12ヶ月×10年=960万円

差し引くと 3420万円-960万円=2460万円

つまり、約2500万円あればなんとかなりそうです。
※あくまで平均寿命である80歳まで生きると仮定した場合ですが・・・。

たくさんのお金

<補足>

高齢になればなるほど病気にかかるリスクは高くなっていきます。

厚生労働省による平成26年の人口動態統計では、三大疾病である「悪性新生物(がん)」・「急性心筋梗塞」・「脳血管疾患」で死亡する日本人は、全体の53%にもなります。

若い時にはかからなかったような重篤な病気を発症する可能性が高くなるので、入院保険などの保険は普段から入っておくことが必要です。

医療費って相当高いですからね・・・。

因みにわたしは健康のために、ヨーグルトを毎日食べたり、ヘルストロンという血液をサラサラにして病気を予防する機械を毎日(夜勤がある日以外)使っています。

おかげでここ数年は風邪一つ引いていません♪

「健康」部分に興味のある方はご一読下さい。

【月々の貯金すべき額はどうやって計算する?】

500円貯金箱

老後に必要な資金(65歳段階で貯蓄しておいた方が良い金額)は、約2500万円であることはわかりました。

では、それを達成するためには、月々どのくらいの金額を貯金すれば良いのでしょうか。

簡単なシュミレーションをしてみましょう。

仮に、現時点(40歳)で100万円の貯金があるとします。

そうすると不足額は、先ほど計算した「必要な老後の資金」である2500万円から差し引いて、「2400万円が貯めないといけない金額」であることがわかります。

今後の定年になると思われる65歳までは、300ヶ月(12ヶ月×25年)。

ということは、貯めないといけない金額である2400万円を、65歳までの月数で割ればいいので、8万円を貯金に回すことで目標を達成できることがわかります。

貯金額が300万あるなら月々7万円、500万円だと約6万7千円になりますね。

月々5万円以上の貯蓄となると結構きついとは思いますが、早い段階から貯蓄をしておくことは非常に大切ですので、経費の見直しをして貯蓄額を捻出することが大切です。

※自分が月々どのくらいのお金を消費しているのかを把握しないと、貯金に回すことができる金額もわからないと思いますが、それに関しては、下記の記事を参考にしてください。

【iDeCoの活用】

税金がカットされたイメージ図

「iDeCo」とは個人型確定拠出年金のことを言います。

この制度を利用すれば、企業年金がない人でも月額最大2.3万円(年27.6万円)を積み立てることができ、全額が課税所得金額から控除されます

※企業型拠出年金をやっている方は、月額最大2万円まで積み立て可

iDeCoは所謂節税制度であり、所得税・住民税を大きく減らす事(節税)ができるのです。

これを使えば、毎月の貯金額を少しでも減らすことができます。

ここでも簡単にシュミレーションしてみましょう。

Aさん(サンプル)の現状を下記とします。

40歳(年収400万)、500万円の貯金あり

iDeCoで年間掛ける事ができる最大の27.6万円を、満期である60歳までかけ続けた場合の節税額は下記のようになります。

節税額:828,000円

貯金額が500万ですから、65歳までに貯めないといけない金額は2,000万円。

ここから上記節税額を引くと、19,172,000円。

これを40歳から65歳までの月数である300カ月で割ると、1月当たりの貯金額は、

約64,000円となりiDeCoを使う事で月々約3,000貯蓄額を減らすことができます。

たかが3,000円といえど、年間では36,000円貯蓄額が少なくて済むわけですから、若干でも楽になります。

あとは、先述しましたが普段の出費の見直しで、貯蓄額を捻出することが可能です。

iDeCoは原則60歳まで下ろす事ができないので、個人の環境に合わせて拠出する必要がありますが、そのあたりは下記記事を参考にしてみてください。

【まとめ】

いかがでしょうか。

どのような生活を送るのか、持ち家なのか自家用車はあるのか、交際費にはどのくらいをあてるのか、又現時点での貯金額によっても今後貯めていく必要がある金額は異なってきます。

が、基本的には上記のような要領で計算すれば、自分にとって必要な老後のお金の額は比較的簡単に計算できます。

ある調査では、40歳以上の金銭的不安の第一位は、老後のお金だそうです。

国の借金もどんどん膨らむこのご時勢。自分の身は自分で守ることが大切だと言えます。

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