波止場から手軽に楽しむことができるキス釣り(海釣り:その1)

鱚

海釣りは、狙う魚種によって年中楽しむことができる趣味です。夏には●●、秋には▲▲と、旬に合わせた釣りを楽しむことができますが、中でも『キス』は春先から秋口まで長い期間釣ることができ、白身魚で天ぷらにしてもおいしく「ヒキの強さ」も味わうことができる魅力の多い魚のひとつです。
前回は、海釣りを始めるにあたって、必須である道具、用意しておいたほうが良いグッズについて書きましたが、今回は、本格的に海釣りをするうえで、キス釣りに必要な追加の道具について書きたいと思います。

基本的に追加になるのは下記の3点。

●投げ釣り用の竿

●投げ釣り用のリール

●竿立て

前回の記事で書いた「万能釣りセット」でも釣れない事はありませんが、キスは投げ釣竿を釣るのが一般的なので、追加の記事として書きたいと思います。

キス釣りをやってみようと思われる方は、ご一読いただければと思います。

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【キス釣りに必要な道具】

以前の記事で「海釣りをする上での必要最低限の道具」について書かせていただきましたが、その記事で書かせていただいた道具類は、今回割愛させていただきます。

投げ竿

竿についてですが、キス釣りの場合は「投げ釣り」が基本となっており、投げ用の竿(下の写真右側の竿)が必要になります。

釣り具メーカーとしては、シマノダイワが有名でしょうか。

個人的には両方の投げ釣り竿を持っていますが、どちらも故障することなく、もう何年も使用しているので甲乙はつけがたいというのが感想です。

さて、素人考えで良くと、竿なんてどれでも同じじゃないの?

と思う方もいると思いますので、簡単に投げ竿の特徴を書きます。

一番の違いは、リールの位置

投げ竿は、ちょい投げの竿(万能竿など)よりも根元から離れているということです。

投げ竿とちょい投げ竿のリールの位置関係

どうですか?

かなりリールの位置が違いますよね?

『投げ竿』は、その名のとおり、仕掛けを遠くへ運ぶ為の構造になっています。

その関係上、このような位置関係になっているんでしょうね。

因みに、キスに限らずどんな魚でも、居るところに投げなければそもそも釣る事はできません。

遠くに投げれば釣れるというわけではありませんが、魚の住みかは魚種によって異なり、釣れるポイントは1箇所ではありません。

色々なポイントを探る為にも、遠くに投げられることは有利なのです。

竿に書かれている数字

さて、投げ竿の本体には数字アルファベットが色々と書かれていますが、何を基準に選択すれば良いのでしょうか?

竿に書かれた数字

大まかに言うと、

その人の身長やパワーの程度によって選択が変わる

のですが、数字とアルファベットは、前者が身長、後者が硬さを表しています。

シマノの場合はこんな感じ。

数字(小)  →→→  数字(大)

身長(低)  →→→  身長(高)

(例)
140~150cm(335)  160~170cm(385)

150~160cm(365)  170~180cm(405)

わたしのように、身長が180cmを超えている場合は、「405」という投げ竿を選択することになりますね。

竿に書かれているアルファベット

次にアルファベット部の「硬さ」についてです。

竿に表記のアルファベット

こちらも、大まかに言うとこんな感じ。

力の弱い人ほど柔らかく、強い人ほど硬い竿を選択する

という事です。

シマノの場合、左が一番柔らかく、順に表記が下記のようになっています。

← 柔らかい             硬い →

「FX」→「EX」→「DX」→「CX」→「BX」→「AX」

上の写真を見てもらうとわかるように、この竿は「DX」なので、真ん中より若干柔らかい感じですね。

投げ竿選びの結論

数字とアルファベットの違いは前述の通りですが、結局どれを選択すれば良いのでしょうか。

同じ身長でもパワーのある人もいますし、ない人もいる。

女性・男性でもその辺は大きく変わってきます。

パワー目線で見ると、あくまで目安となりますが下記のような感じになります。

●力の弱い女性(身長150~160cm)→ 365FX 

●普通ぐらいのパワーのある男性(身長160~170cm) → 385EX 385DX

●結構パワーのある男性(身長170~180cm) → 405CX 405BX 405AX

投げ用リール

投げ釣りには「投げ用のリール」(右側)があります。

投げ用リールの大きさ

投げ用リールの場合、総じて大きく、糸(ライン)が放出されやすい構造になっています。

ここにもやはり数字やアルファベットが出てきます。

リールに書かれている数字

まず数字に関してですが、これは大物釣りか小物釣りかによって選択するものが変わってきます。

数字が大きくなるということは、次の事が言えます。

●リール自体の大きさが大きくなる

●重くなる

キス釣りで使用する場合は、1000~2000番台のものを選べば良いのではないでしょうか。

リールに書かれているアルファベット

次にアルファベット表記の部分ですが、これには「S」や「PG」、「DH」、といったものがあります。

それぞれの簡単な説明は下記の通りです。

「S」→シャロースプロール

ラインを巻くことができる溝が浅いことを指します。

ラインには太さが色々ありますので、当然細いラインであれば長く巻くことができますし、太いラインでは、巻ける量が少なくなります。

実際に飛ばすことができる距離は限られているので、溝が深くてたくさん巻けるからといっていいというものではありません。

初心者であればあまり飛ばないので、気にすることもないでしょう。

ですので「S」がついていてもいなくてもどちらでもいいかと思います。

「PG」→パワーギア

巻き上げる時に、低速で力強く巻き上げることができる構造であることを表しています。

キス釣りの場合は、そこまでの機能は必要ないので、付いていないもので良いと思われます。

「DH」→ダブルハンドル

文字通りハンドルがダブル(2つ)です。

一般的にバランス重量が良いとされ、一定のリズムで巻きやすく回しやすいといった特徴があります。

「PG」同様、キス釣りではこれがあるメリットはあまりないと思われますので、なくても良いと思われます。

リール選びの結論

前述の通り、アルファベットの「S」・「PG」・「DH」は、あってもなくても差はあまりないように、個人的には感じています。

こちらも一般的な意見となりますが、結論的にはこんな感じになります。

最初に買うなら、1000~2000番台の数字が付いている、特にアルファベットのついてないものを選ぶ(価格は5000円前後)

竿立て

ちょい投げの場合でも投げ釣りの場合でも、ず~っと竿を持ったままリールを巻くのは正直疲れます。

釣りをあまりされたことがない方は、バンバン釣れるイメージを持たれているかもしれませんが、時合でもない限り、調子良く釣れる事は稀。

ですので、竿を置く為の道具が必要になってきます。

※「時合」とは、簡単に言うと魚の活性が上がり、エサを積極的に食べる状態を言います。

潮の流れが関係しているのですが、この時合のタイミングに入ると釣れ易くなります。

竿立て

3本ある足は、それぞれ独立して伸び縮みできますので、写真にあるような平らな地面でない場所(テトラポットなど)でも傾くことなく設置できます。

複数の竿を立てかけることが出来るので、キス釣りに限らず1つあると重宝します。

これであれば、置き竿にして2つのリールを同時に対応できますしね。

<注意!!>

「竿立て」は非常に軽いものです。

魚の強いヒキがあった場合は、倒れることもあるので必ず重し代わりとしてフックに荷物を掛けるようにしましょう。

【まとめ】

いかがでしょうか。

キス釣りをする上での値段の張る大きな買い物は以上になります。

投げ竿は1本あれば何かと重宝します。

今回の3つの道具を揃えるのに大体1万円ちょっとといったところでしょうか。

少し値は張りますが、わたしは既に10年以上同じ道具を使い続けています。

年換算すると1,000円ほど。

そう考えると安い買い物ではないでしょうか?

【次回記事】

次回は、仕掛けやおもりなど、比較的安価な小物道具について書いています。

波止場から手軽に楽しむことができるキス釣り(海釣り:その2)

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