医療費明細書提出も不要!マイナンバーカードで超簡単に確定申告

サラリーマンの場合、通常は勤めている企業が年末調整をしてくれる為、必要書類(生命保険払込証明書・地震保険掛金証明書など)を、会社から配られた申告書に添付・提出すれば確定申告をする必要はありません。

※株の売却益や、今流行り?の家賃収入を得ている人で、一定の条件に当てはまる方は別

しかし、確定申告をすることで所得税の還付を受ける事が出来る場合もあります。

 

よくあるのは、医療費控除

 

平成29年分の確定申告からは、医療費の明細書を添付することが義務付けられましたが、今は電子申請することで、これも添付不要に。

※電子申請ですから、そもそも添付できませんが

 

今回は、意外と簡単にできる「マイナンバーカードを使った電子申請による確定申告」について書きたいと思います。

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【医療費控除の種類と受けるための条件】

高齢になると、何かと体の不調から病院にかかることが多くなり、長期入院ともなると当然医療費も増え、たちまち家計を圧迫します。

 

親にかかっている医療費は関係ないんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんがそんなことはありません。

特定の条件を満たせば、自分の医療費だけでなく親の医療費も控除の対象とすることが出来ます。

 

その条件とは、

 

生計を一にする配偶者、または親族である

 

という事です。

 

「生計を一にする」というのは、必ずしも同居していることを要しません

これは、「日常の生活の資を共にする」という意味であり、「資」とは、資本・資金のこと。

 

別居していたとしても、生活費を支出することにより扶養している状態であれば、医療費控除を受ける対象になり得ます。

まあ、同居して、実質生活を支えていれば、そもそも問題はないですね。

 

さて、そんな医療費控除ですが、「通常」の他に、ちょっとややこしいものが存在します。

それは、セルフメディケーション税制という「特例

※2017年から始まりました

 

実はこれ、どちらも医療費控除です

 

これまでの「通常の医療費控除」では、基本的に医療費が10万円を超えないと控除の対象になりませんでしたが、特定の成分を含んだ市販のOTC薬を購入した場合は、通算12,000円を超える部分は、特例の対象にできます。

※セルフメディケーション税制の対象薬は、レシートに「★」が付いていたり、合計額を分けて印字されるようになっています

 

 

このセルフメディケーション税制は、後からできた制度なのですが、通常の医療費控除と計算方法が異なります。

※「保険金などで補てんされる金額」を「A」とします

※「年中」とは、毎年1月1日から12月31日までを指します

 

その年中に支払った医療費 - A - 10万円、又は所得金額の5%のどちらか少ない額

※控除額最高 200万円

 

その年中に支払った特定一般用医薬品等購入費 - A - 12000円

※控除額最高 88,000円

 

どちらかでも確定申告で医療費控除ができるので、領収書はきちんと取っておくようにしましょう。

因みに、医療費控除に関しては、どちらか一方しか控除を受けることが出来ませんので注意してくださいね。

 

【電子申請をする為に必要な事】

確定申告を電子申請する上で、具体的に必要な行動は、たった3つだけ。

 

1.マイナンバーカードの申請

2.ICカードリーダライタの購入

3.パソコンの環境を整える

 

順を追って説明していきます。

 

マイナンバーカードの申請

実は、電子申請する上でマイナンバーカードは、必須ではありません

なくても、電子申請ができるのです。

 

マイナンバーカードは、今のところ無料で作ることが出来ますが、申請が面倒だという人もいると思います。

そんな時は、利用者識別番号を取得し、その後本人確認を行えばOK。

マイナンバーカードは必要ありません。

 

しかし、利用者識別番号を取得する方法の場合、ちょっと面倒くさい所があります。

 

それは、前述したように

 

本人確認を行わないといけない

 

というところ。

確認場所は、勿論税務署です。

 

利用者識別番号の取得は、家のパソコンから申請ができます。

が、申告が本当に本人であるかは、原始的に、本人確認ができる書類(運転免許証など)を持参して完了通知を受けないといけません。

まあ、当たり前といえば当たり前ですが・・・。

 

こんな面倒なことをするぐらいなら、マイナンバーカードを申請した方が良いと思いませんか?

2020年には、マイナポイントという買い物に使えるポイントを国が支給してくれることになっていますし、今ならタダですから。

 

さて、そんなマイナンバーカード。

申請は、通知カードそのものが申請書になっているので、申請書部分に必要事項を記入し、写真を張り付けてポストに投函すればいいだけ(写真が手元にあればですが)。

 

写真が手元にないという場合には、下記のような方法でも申請できます。

 

デジタルデジタルカメラで撮影した画像をパソコンで申請

街中にある証明写真機から申請

スマホによる申請

 

申請後、1か月ぐらいすると交付通知書が届くので、本人確認書類(運転免許証など)と共に、指定された役所の部署に持って行きます。

 

ICカードリーダライタの購入

ICカードリーダライタは、世の中にたくさん存在します。

 

しかし、どれでも良いというわけではありません

 

『マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタ』でないと駄目なのです。

国税庁のHPでは、マイナンバーカードに対応したICカードリーダライターの一覧が載っています。

必ず、この一覧を参考に選ぶようにしましょう

 

因みに、わたしが今回購入したカードリーダライタはコレ。


ICカードリーダライタ 接触型 マイナンバー対応 確定申告

サンワサプライ(株)が出している接触型のICカードリーダライタです。

値段的には、¥3,000ほど。

※今回は、家電のエディオンで購入。他のカードリーダも同じような値段です

 

これを高いとみるか安いとみるかですが、わたしは安いと判断しました。

なんせ、今は新型コロナウイルスが猛威を振るっており、ただでさえ人ごみには行きたくありません。

たとえ短時間でも。

 

しかも何が良いって、会社を休む必要がありません。

年1回の出番とは言え、電子申請であれば平日なら24時間受け付け可能なので、家でゆっくり申請書を作成して送信できます。

良いと思いませんか?

 

パソコンの環境を整える

「パソコンの環境」というと難しく感じるかもしれませんが、特にどうってことはありません。

 

確定申告の電子申請は、現状(記事作成時点)下記2つのブラウザでしかできません。

 

● IE11

● Micrsoft Edge44 ※Windows10から標準となったブラウザ

 

わたしの場合、普段使うブラウザにはグーグルのChromeを使っているのですが、マイナンバーカードを使用して電子申請する場合には、Chromeではできないので注意してください。

因みに、申告書作成の画面展開はこんな感じ。

 

(画面1)

確定申告_申請画面1

 

(画面2)

確定申告_申請画面2

 

パソコンの環境が整っている(申請準備ができている)と、下記のような画面になります。

(画面3)

確定申告_申請画面3

補足
初めて確定申告を電子申請でする場合、パソコン内に『e-Tax Edge用AP』というプログラムをインストールする必要があります。
申請するパソコンの準備が整っているかどうかは、国税局のサイトが判断してくれるので、手順に従って必要な環境にしましょう。

 

医療費明細書の作成

前述したように、今回はセルフメディケーション税制を使わないので、下図左のボタンから入力していきます。医療費控除_1

 

次の画面では、「入力方法」を選択する形になりますが、一番上の「医療費の領収書から入力して、明細書を作成する」が簡単だと思います。

医療費控除_2

 

ここでは、個人ごと、1医療機関ごとに合計額を入力していきます。

医療費控除_3

画面下にある「続けてもう1件入力」ボタンを押すと、再度上記画面が表示されるので、次の医療機関を入力していきます。

そして、一通り入力出来たら「入力内容の確認」ボタンを押して完了します。

 

すると、こんな感じで一覧が出来上がります。医療費控除_4

後は次の画面に進めば、自動で医療費の控除額を算出してくれます。

簡単ですね。

 

入力内容がたくさんあっても、ひたすら個人ごと、医療機関ごとに入力していけばいいだけなので何も考えずに入力していきましょう。入力内容が多い場合は明細書が複数枚になるかもしれませんが、特に気にする必要はありません。

送信前段階で、申告内容が印刷できるようになっており、医療費控除の明細書【内訳書】が複数枚にわたってもすべて印刷されます。

 

【まとめ】

いかがでしょうか。

 

今回わたしは初めて確定申告の電子申請をやりましたが、特にトラブルもなくあっという間に終了しました。

これからは電子申請が主流になってくると思います。

 

みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。

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